村指定文化財
石尾野の石塔

所在地:産山村大字産山井の迫
制作年代は鎌倉時代といわれており、本村で最古の建造物と推定されます。高さは約1.4mあり、梵字が刻まれています。
福伝寺の石塔

所在地:産山村大字田尻字福伝寺
正中2年2月18日建造。「福伝寺無量院霊塔」と刻まれています。台座含む高さは1.6mになります。
中田尻の六地蔵

所在地:産山村大字田尻字福伝寺
正中2年2月18日建造。「福伝寺無量院霊塔」と刻まれています。台座含む高さは1.6mになります。
常山坊の石塔
所在地:産山村大字田尻字下西小坪
田尻地区に石灯籠、「常山坊之墓」と彫られた墓標、「常山坊法印」と彫られた碑の3基の石造物が点在します。石灯籠はいずれも道路沿いに点在しますが、その造立年代、由緒等は不明となっています。



家壁の水路橋跡
所在地:産山村大字山鹿字家壁
石工野田寅蔵により、用水路として建造されたといわれています。平成2年(1990)7月2日の災害により流失し、現在は石材のみ残っています。
下家壁の六地蔵

所在地:産山村大字山鹿字下原
笠、龕部、中台、幢身、基礎からなる重制の石幢で、石材は凝灰岩であると考えられています。龕部には四面のうち三面に六地蔵(二体ずつ)と他の一面に二体の像が、合計八体彫られています。
下山鹿の宝篋印塔

所在地:産山村大字山鹿字栗原
文政3年2月11日に造立されています。石材は凝灰岩であると考えられています。
上の塔身には四面に金剛界四仏種子「タラーク」、「キリーク」、「ウーン」、「アク」が彫られており、下の塔身には宝篋印陀羅尼経種子の「シッチリヤ」や造立年月日などが彫られています。
ヘキ谷の道標

所在地:産山村大字片俣字瀬戸口
明治元年12月に建立されています。石材は凝灰岩であると考えられています。
播州の俳人碧松が、参勤交代の供侍に無礼打ちされた巡礼女の供養と旅人の難渋を救うために、自分の句と弟子たちの句を刻んだ道標を造立したとされています。
石尾野橋

所在地:産山村大字産山字石尾野
産山川に架かる単一の石造アーチ橋。曲尺場が取り残されており、鞘石垣の形跡など大正期の石橋の特徴的な構造が見られます。
川久保橋

所在地:産山村大字産山字日向
産山川に架かる単一の石造アーチ橋。乳白色の石材が扁平な美しいアーチを描いています。野田寅蔵最後の作といわれています。
小園橋

所在地:産山村大字産山字小園
産山川に架かる単一の石造アーチ橋。橋のすぐ下流には「領内名勝図巻」に描かれた、小園の滝があります。
湊橋

所在地:産山村大字産山字日向
産山川に架かる単一の石造アーチ橋。橋の傍には架橋碑が建てられており、刻銘から明治22年に種山の石工によって架設されたことがうかがえます。
栃の木橋

所在地:産山村大字産山字南谷
役場前から北上してすぐの所にある、茱萸川に架かる単一の石造アーチ橋。二重の輪石の扁平なアーチと水平積が特徴です。
産山の獅子舞

所在地:産山村大字産山日向(嵯峨神社)
毎年9月9日の嵯峨神社の秋の大祭に氏子中の青年たちによって奉納される獅子舞。
産山の獅子舞は明治5年(1872)、大分県久住町(現竹田市久住町大字白丹字仲原)の仲原八幡神社の氏子中より、嵯峨神社の氏子中に伝承されたといわれています。
片俣の盆踊り

所在地:片俣地区
新仏供養のため、8月14日に初盆の家で踊られています。新仏のない年は公民館等の広い場所で行われています。
近世末期に片俣の那須家に使用人として大分の鶴崎から来た女性より、口伝されたと言われていています。
横穴古墳

所在地:産山村大字山鹿字平川
県道40号線沿い、平川神社より東側の斜面にあります。
標高約650mほどに位置し、阿蘇市一の宮町の城山横穴群(標高約650m)、二俵筒横穴群(標高約810m)と並び県内における最高所に位置する横穴古墳です。
千人塚

所在地:産山村大字山鹿字平川
横穴古墳の上方の丘の上にあります。周囲には享保年間から現代までの墓が散見されることから、墓地として代々使用されてきたことがうかがえます。
片俣石畳道路

所在地:産山村大字片俣
産山村の南部、谷片俣地区の山中にある石畳道路。
石畳は延長約200m、幅の平均が約2.5mあります。
片俣住居跡

所在地:産山村大字片俣字谷片俣
産山村の南部、谷片俣地区の山中に所在する横穴。自然の洞穴ではなく、凝灰岩層を人工的に開削したと考えられています。
付近からは石斧・ナイフ型石器及び縄文土器の破片が出土しています。
片俣樽尾住居跡

所在地:産山村大字片俣
大分県との県境付近、県道大利境の谷線から東に入った山中にある住居跡。
自然の洞穴ではなく、凝灰岩層を人工的に開削したと考えられています。
乙宮神社の榧

所在地:産山村大字産山字乙宮又
乙宮神社の榧は神社境内から産山川の川岸に降りた場所にあります。榧は樹高29m、幹囲3mで樹齢は推定250年と言われています。
周囲には、欅、樫、楓などの巨木が林立しています。
嵯峨神社の銀杏
所在地:産山村大字産山字日向
産山地区にある嵯峨神社境内にある銀杏の神木。
銀杏は樹高30m、幹囲5.3mで樹齢は推定400年とされています。
山吹水源及び自然林

所在地:産山村大字産山
山吹水源は大野川水系産山川の水源で、産山村の北東山麓、紅葉や欅の大木が茂る原生林の中にあります。水温は13〜14度、湧水量は毎分約30トンで、昭和60年(1985)8月に熊本名水百選に選ばれています。
山吹の自然林一帯には、杉、紅葉、欅などの大木の原生林が形成され、周辺の原野はワラビ、ゼンマイなど山菜の宝庫で手つかずの自然が残っています。水源の中心には水神が祀られ、賽銭やお神酒などが供えられています。
ヨモギ原の桜

所在地:産山村大字田尻蓬原
村道蓬原中釜蓋沿いのヒゴタイ公園北側、昔は森林であったと思われる標高1000m程の草原にある桜。
桜は樹高22m、幹囲3mで、樹齢は150年と推定されています。
山藍
所在地:産山村大字田尻上釜蓋
トウダイグサ科の多年生草本で、池山水源周辺の山林などに群生しています。
その草丈は30〜40センチメートルほどで、4〜6月頃に緑色の小花を穂状につけます。山藍は日本最古の染料植物とされ、『万葉集』でも歌の題材とされています。
山鹿の楓

所在地:産山村大字山鹿上山鹿
産山村役場の向かい側、産山郵便局東側の高台の墓地内にあります。
樹高15m、幹囲3.85mで樹齢は推定200年とされています。
平川阿蘇神社の杉

所在地:産山村大字山鹿字平川
平川阿蘇神社の境内に所在する神。
樹高は42m、幹囲7.6mで、樹齢は推定800年とされています。
片俣阿蘇神社の銀杏

所在地:産山村大字片俣字柄杓田
産山村南部、片俣地区の片俣阿蘇神社境内の拝殿・本殿の東側に所在します。
樹高23m(伐採前)、幹囲4.5mで、樹齢は推定350年といわれています。現在は枝が神社に接触して危険であるとして、大きく切り落とされています。
池山水源

所在地:産山村大字田尻字上釜蓋
大野川水系玉来川の水源で、村の北側、標高約780mの位置します。水温は13〜14度、湧水量は毎分約30トンで透明度は非常に高く、昭和60年(1985)7月には全国名水百選に、同年8月には熊本名水百選に認定されています。
周囲には樹齢200年以上の巨木や山藍などが群生しています。
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